思いやりから生まれたプライベート空間も充実の2世帯住宅
名古屋市緑区M様邸
目次
家づくりのきっかけをお聞かせいただけますか?
ご主人
きっかけは子どもができたことですね。
アパートに住んでいたのですが、私たちの上の部屋に小さいお子さんがいて、ドタドタと走る音が大きく聞こえたんです。
私たちはその音が気になることはなかったのですが、自分たちに子どもが生まれたら、そういった音なども気にせず遊ばせてあげたいなと思っていました。
土地を買って建ててもよかったのですが、資金面も大変ですし、築40年くらいと古くなっていた母の家を建て替えすることにしました。
奥様
お義母さんは以前からお風呂場など家のあちこちをリフォームしたいと話していました。
いずれは同居をと考えていたので、お義母さんにリフォームは少し待ってもらい、この機会に建て替えすることにしました。
私の実家からもほど近く、ここに住めることになってよかったです。
家づくりに向けて、何からスタートされましたか?
奥様
夫が、「家を建てるなら決めている会社があるからまずは話を聞きに行こう」と言うので、K’s Casaさんを訪ねることから始めました。
K’s Casaを選んだ理由は何ですか?
ご主人
K’s Casaさんについては母体の会社のことから知っていました。
家づくりをしている様々なタイプの建築会社さんや工務店さんのことを調べましたが、川井さん(K’s Casa社長)は採算よりも家を作るのが好き、人を助けるのが好きという印象があり、K’s Casaさんを選びました。
K’s Casaの担当者の対応はいかがでしたか?
奥様
丁寧な印象です。
期日までに決められなかったときも、「ゆっくりお考えください」と優しく応対してくださいました。
私たちの好きなように決めさせていただけてよかったです。
ご主人
窓の形状、壁紙などの種類、コンセント位置など、決めなくてはいけないことが想像以上に多くて戸惑いましたが、順に担当さんとやり取りして形にすることができてよかったです。
着工してから現場には行かれましたか?
ご主人
行きました。
壁がむき出しの時に行って、中を見せてもらったりしました。
ここに玄関、ここに風呂だなと、見ているだけで楽しかったです。
家づくりのテーマはありましたか?
ご主人
これといったテーマはありませんでしたが、外壁にはサイディング、リビングにはエコカラットと希望を形にしていきました。
色は母と妻が相談して決めていましたね。
奥様
お義母さんと私の好みは可愛らしい色合いだったのですが、夫や子どものことを考えて、落ちついた色味の中からふたりで相談して決めていきました。
家づくりでこだわった点は何ですか?
ご主人
一つは水回りですね。
母も妻も私も、3人働いていて朝の準備が大変なため、洗面台を2面にしたりと水回りを分けました。
ほかには、用途に合わせて部屋を作ったことですね。
母、妻、私の部屋を作り、それぞれに収納も設けました。
ロフトも作り、そこにも収納ができるので暮らしが快適になりました。
奥様
ロフトには子どものサイズアウトした服やクリスマスツリーなどの季節物などを収納することができて便利です。
ご主人
母も自分の物がたくさんあったので、部屋にはしっかりと収納をつけてほしいという希望がありました。
建築が開始されてからも、カップボードの設置を追加でお願いしたりと、母が最も“オーダーメイド”を満喫したのではないでしょうか(笑)
私も多趣味で色々なものを飾るのが好きなので、ラックを作ってもらいました。
収集したスニーカーを並べたり、植物を飾っています。
家づくりで思い出に残ったことはどんなことですか?
奥様
部屋数とロフトですね。
希望した部屋数すべてを盛り込んでもらうのは難しいだろうと思っていましたが、私も自分の部屋を持てて嬉しかったです。
私も持ち物が多いので、それらを自分の部屋に収納できるし、一人になりたいときなども自分の部屋って大切だなと実感しています(笑)
お義母さんの土地に建てるのだから、お義母さんの希望を優先させたいと思って、最初に部屋の広さや水回りについて尋ねたところ、私のしたいようにと言ってくれました。
それで、完全分離型にはせず、キッチンとお風呂を共有にした結果、スペースを広く使ったり、部屋数を多くすることができました。
ご主人
母も働いていたので、一緒に食事をするスタイルがいいだろうと自然に決まりましたね。
お引越し後のご感想、現在の住み心地はいかがですか?
奥様
快適です。
ずっとお風呂場をリフォームしたがっていたお義母さんは、「寒くないわ♪」「暑くないわ♪」と、新しくて快適なお風呂に喜んでいます。
あと、これは想像していなかったのですが、階段の踊り場が子どものお気に入りになったようで、楽しく使えています。
踊り場の窓から外を見たり、窓辺で電車のおもちゃを走らせたりと、もちろん目を離すことはできませんが、階段の上り下りの練習にもなり、とっておきの空間になりました。
家を建ててから生活に変化はありましたか?
奥様
引っ越して来た頃に子どもがお座りをし始めたのですが、新しい家は広々として、ハイハイするスペースも充分にあり、建て替えできてとてもよかったです。
もしアパートだったら狭くて思ったように動けず、子どももストレスが溜まったと思います。
犬も飼い始め、子どもには動物にふれ合う経験もさせてあげることができています。
また、転居した頃は子育てなどで一番大変な時期だったので、お義母さんの手を借りることもでき、とても助かりました。
同居スタートのタイミングも本当によかったです。
お義母さんの部屋を1階にしたのも正解でした。
子どもが朝起きると、まずお義母さんにおはようをしにいくんです。
こうした距離感を持てたことは子どもにとっても,お義母さんにとっても、みんなにとって幸せだと感じています。